永遠の詩 |
11/26/01 |
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最近のお気に入りっていえばローリーの「永遠の詩」。
パソコンに入れて毎晩のように聞いてる。
ローリーっていうのはローリー寺西のことではなく、沖縄の
ミュージシャン。 私は音楽の専門的なことは解らないので
彼の音楽的な説明は他の人に譲るとしてこのアルバムで感じたことをちょっくら
書こう。(ほんとにちょびっとだけど)
私がこのアルバムを聴いたとき持った印象は70年代の
光化学スモッグと飛行機の騒音に悩まされた小学校時代だった。
そんな中西日の校庭で遊ぶ私。もっぱら熱中したのは泥団子づくりと
ゴム飛びだった。そんな風景が褪せたカラー写真で映し出される。
そのころ沖縄は復帰に前後して社会が大きく変わった。子供達は
歴史の流れを目の当たりにしていたことだろう。いつの時代も
子供達の眼差しは社会の矛盾と希望を鋭く写し取る。
育った少年ローリーがノスタルジックなメロディに魂の言葉をのせて歌う。
同じ時代を生きた私の胸がきゅぅっとなる一枚だ。
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