2008/06/08 (日)
●梅雨ですね。 毎日すっきりしないお天気が続きます。今も外は土砂降りの模様です。 さて茨木の展覧会が無事に終わり1週間が過ぎました。 無事?今思い返すとああすれば良かったと思うことはたくさんあります。 とにかくディスカッションの無様さは今もってしても布団かぶってワ〜〜〜!!!!と叫びたい感じです。(汗)
今回はかなりいろんな人々とじっくり話して自分の言いたいこともずいぶん整理されてきたなと思っていたんですが、さて大勢の人の前でまとめて話せとなるとあんなに真っ白になってトッ散らかってしまうとは思いもしませんでした。ほんと自分の制作の姿勢にまだまだ甘いところが満載なんだなあと思い知りました。 制作のベース、基準、突き動かされる理由、これは明白なのです。だって実際体験して自分の手の中にあって血にも肉にもなっているものですから。私を支えているものと言っても過言ではありません。問題はアプローチの仕方であろうと思います。私は作品の糧にしたいが為に今の発掘の仕事をしていると言っても良いと思います。これも実際の体験であり、そこで触れて感じたことは私の血であり肉になるものです。私は自分の作品を見る人に届けたい。それは説得力があり深さや厚みがあるものでなければならないだろうと思っています。重々しいということではなく真実であり理屈抜きで人の深い部分に届くもの、という意味です。そういう作品を作る為にはまず自分自身が感じること、なんだかそれで発掘をやっていると言うのも単純すぎるような気もしますが自分自身の中にそれほど大層なものが眠っているとも思えませんし、発掘に限らずいろんなことの経験の中でしか人は説得力を持って語ることはできませんからそれで良いと今は思っているのです。
うーん。文章ならこんなにスラスラ書けるのになあ。。。なんか悔しい。とにかく言葉で語るのに失敗してしまったので、作品で挽回せねばなりません(そういうもんでも無いと思うけど)作品が雄弁に語ってくれればそれは大成功なのですから。
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