2008/04/06 (日)
●熊野詣で 先週月、火と和歌山は熊野に家族で行ってきました。
熊野には昨年作品に使った木を頂いた知り合いがいて、家の増改築にも
少なからずお世話になったので家族みんなで御礼かたがた温泉でのんびり
しようー!というものでした。
8歳の甥っ子がこれまたお風呂好き、温泉好きで
スーパー銭湯に連れて行ってもらいたいのに小学2年生では女湯に入ることが
できず、その父親はトルコ人だからなのかどうなのか湯船につかるお風呂が
いまひとつ嫌いときて、滅多に大きなお風呂に連れて行ってもらえず
毎日のように自宅の風呂を自分で掃除しては沸かして入るのを楽しみに
してるという子で、もちろん今回の温泉は子供のくせに「3回」も入って
ご満悦でございました。(笑)朝早く起きて朝風呂まで。。。
しかしこの温泉噂に違わずすごく良いお湯でした。どこの温泉か
言ってませんでしたね。。。(汗)湯の峰温泉です。
熊野本宮のすぐ近くで私たちはつぼ湯のある温泉街(かなりひなびた
感じで「街」という感じではない)から少し離れた湯の峰荘に泊まりました。
宿は古くていまどきの綺麗なお部屋とは言えませんが、お掃除はちゃんと
行き届いてるし静かで、鳶や鶯の声が聞こえてきます。桜も梅も桃も窓から
浴場から眺めつつ入ることができる風情のある宿でした。食事は安い料金
設定で予約したので豪華絢爛とは言えませんが、熊野牛の刺身や勝浦で
水揚げされたマグロのお刺身なんか絶品でした。京鴨鍋の鴨も柔らかかったし
お造りの鯛も新鮮で素材の良いものを使っているなと、なかなかお薦めの
宿です。朝ごはんは鰺の開きを自分で焼いて食べました。温泉のお湯で
作った湯豆腐はしっかりと風味がありました。
お湯は透明な硫黄臭のある
重曹硫化水素泉でとろりと肌になじみつるつるすべすべしっとりします。
かなり濃くて湯の花が多く、源泉は91度もあって掛け流しです。
(露天風呂は源泉の熱湯が出ているからか水が別の蛇口から同時に
出ていました。)源泉は飲むこともできました。
平日だったからかお客さんも少なくてお風呂はほんと広くてゆったり
入れます。
また行きたいなーと思わせる久々の良い宿でした。
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