2004/08/29 (日)
●山梨報告 さて、今年は私は地元の自治会役員でいろいろと忙しかったんですが、一番準備がたいへんだった行事が昨日無事終了しホッとのんびりの日曜日です。 そういえば山梨の講習会から帰ってからというもの、会議や資料作りや友人の退院やらですっかり報告も出来ずじまい。というのは表向きの言い訳で実は私の部屋のクーラーが壊れて昼間のパソコン打ちは地獄のようで(汗)夜中資料作りを汗かきながらやるのがやっと、というのが本当のところでありました。今日は台風が近づきつつあるというのに穏やかで、どんよりとした雲があるというのに晴れているという変なお天気。扇風機だけであまり苦にはならないところを考えると、もう季節は秋になったんでしょうね。 というわけで遅ればせながら山梨の糸紡ぎ講習会の報告です。この講習会は羊毛の材料屋さんであるアナンダが行っている講習会で、材料屋さんであることから気に入った材料を使いながら自分の好きなものを作ることができるのです。(基本材料以外は有料)講習会の3日間、朝10時から5時過ぎまで羊毛の糸紡ぎを教えてもらい、ずーーーっと集中して紡いでおりました。その間、原毛からフェルトを作り帽子を2個、原毛や持ってきた数年前に紡いだ木綿糸を茜とマイゲーという黄色の植物、インド藍で染めました。3日間集中してやったので、仕事したなーーっていう充実感のある日々でした。 場所は山梨県と長野県の県境に近く八ヶ岳の山麓の長坂というところ。宿泊はリゾート地の清里で、そこから毎日車で通いました。作業場の前は田んぼと山が広がって、開けたところからは滅多には見られないようだけど富士山が見えます。私は1日目バッチリ見ることができました。滅多に見られないとは思えないほど綺麗に見えたので写真撮るのすっかり忘れて、次の日からは全然見えなかったのでちょっと後悔でした。作業場はクーラーなんかはもちろん無いんだけど風が吹き渡ってそれはそれは気持ちよく紡ぎに集中できました。天井が高く、木造で田んぼの方にある壁は全面ガラスでほんとに気持ちの良いんです。私が行った講習会はこの夏3回目で、前の2回の講習会は定員いっぱいで非常に混雑していたらしいけど、今回は10名程度。定員に満たなかったため場所も広く使え、アナンダの人達にもいっぱい質問と手助けをしてもらいました。作りながらみんなとするおしゃべりはとても楽しかったです。でっかくて甘いスイカやもぎたてのでっかいキュウリも飛び出して舌鼓を打ちました。なんかほんとに田舎の夏休み、を実感しましたよ。(笑) 宿はネットで安いところを調べてたまたま泊まりたい日が半額(!)だった清里のペンション「モンテローザ」に4泊泊まりました。おしゃれでかわいいペンションっていうより、家庭的で味わいのあるおいしい山小屋っていう感じの宿でした。とにかく食事が充実していて新鮮な食材を活かして凝った手作りの料理がでてきました。私は特にスープがおいしかったなー。毎食おいしい違うスープがでてきます。ホッとするお味で講習の疲れが吹っ飛びました。宿には180mmの天体望遠鏡もあって、1度だけ観察させてもらいました。(他の日は毎晩温泉に入りに出かけていたのです)山の天気は変わりやすく、その日も薄雲が広がっていて肉眼ではまず見えない球状星団を探し出して見せてくださいました。夏の終わりになかなか充実した時間になりました。また行きたいな! 作業場の前の風景
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